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概要
観光地の1つとして人気のあるチェルシーマーケットは、ニューヨーク市、マンハッタンのチェルシー地区にあります。その中のニューヨーク州と国のヒストリック・プレイスとして認められている「ガンズブールマーケット歴史地区」内にある建物の1つで、フードホール、ショッピングモールそして、オフィスビル、テレビ制作施設が入る複合施設です。建物は1890年代に建設され、もともとはオレオクッキーが開発製造されたナビスコ(National Biscuit Company(Nabisco))の工場でした。 この複合施設は1990年代に再開発され、現在、Googleの親会社であるAlphabetInc.が所有しています。 チェルシーマーケットの正面にはGoogle オフィス、裏には観光名所の1つハイライン、そしてその先にリトル・アイランドがあります。
地図・アクセス
Chelsea Market (チェルシー・マーケット)
75 9th Ave, New York, NY 10011(16th ストリート、9th アベニューと10thアベニュー)
地下鉄:1, 2, 3, A, C, E, L 番線 14th. St.駅下
見どころスポット・ポイント
チェルシーマーケットにはショップやカジュアルなレストランがあり、マーケット内を散策しながら、ショッピングや色々な食べ物が物が楽しめるスポットです。マーケット内の観光ポイントとして滝と時計があります。
まず、正面玄関から入ると右手にお店の屋号が書かれたボードが見えてきます。ワクワクする瞬間です。少し薄暗い建物内へ進んで行くとお花屋さんが正面に見えてきます。色鮮やかなフラワーがお出迎えをしてくれます。一瞬、そこで通路は終点かと思われますが、少し迷路の様な通路を徐々に進んで行くと、食べ物屋さんやレストラン、スポットのライトアップされた滝と、その先に電球に囲まれた時計が見えてきます。
滝:滝の水がカメレオンの様になだらかに変色して見えます。以前はその側に男性トイレがあり待ち合わせ場所となっていました。お子様とご一緒の際は、「迷子になった時はここに来るようにね」と約束して観光されるといいかもしれません。
時計:チェルシーマーケットを進んで行くと電球でできたアーチの中に時計があります。チェルシーマーケットのシンボルとも言える時計です。最近まで取り外されていましたが、シンボルが戻ってきました。
チェルシーマーケットといえばこれ!おすすめグルメ・レストラン3選
・ロブスター・プレイス(THE LOBSTER PLACE)
立ち食いで熱々のロブスターを食べれるお店。選んだロブスターをその場で蒸してくれます。お店でもらえる手袋とエプロンを着けて、溶かしバターやレモンでロブスターを食らいつきましょう。顔や口周りにロブスターが飛び散るのはご愛嬌。その他、数種類のクラムチャウダーやオイスター、お寿司などが楽しめます。
・サラベス(SARABETH’S)
日本にもお店があるサラべスのニューヨーク唯一のカフェです。レストランの5分の1ほどの価格で日本人好みの繊細なお味のスイーツが食べられます。おすすめは、チョコケーキのトリフ・スライス、クレーム・ブリュレ、チーズ・ケーキ。
・ロス・タコス・ナンバーワン(LOS TACOS NO. 1)
ニューヨークのタコスを紹介するYouTube でも毎回登場するようなローカルにお馴染みの立ち食いタコス屋さん。アメリカや海外からの観光客にも1番人気です。ニューヨーカーも絶賛するタコスを味わってみては?
チェルシーマーケットのすすめのお土産3選
・ファットウィッチベーカリー(FAT WITCH BAKERY)
お土産に重宝するブラウニー屋さん。ニューヨークで難しいのがお土産探しです。日本の様に1つ1つラッピングされたお菓子や気の利いた物をあまり見かけません。このお店の商品は可愛い個包装でラッピングがしてあるのでお土産に最適です。
・サラベス(SARABETH’S)
日本でも馴染みのあるサラベスのジャムやクッキー、コーヒーにパウンドケーキなども購入できます。化粧箱に入ったジャムやも透明ケースに入ったクッキーはお手頃価格です。
・チェルシー・マーケット・アイテム
メインコース、ロブスタープレイス側にチェルシーマーケットグッズを販売しています。アポリスとのコラボ商品、コットンのバックやキャップはシンプルなデザインで耐久性もあり普段使いできるグッズでお土産として喜ばれます。
おすすめの楽しみ方
チェルシーマーケットはショッピングだけではなく、ミュージックホールなどの施設もあり、音楽、アートやカルチャーにも力を入れているエンターテイメントな場所です。毎月、一年を通して様々なイベントが開催されています。
・春編
ファッションの最先端でもあるニューヨーク。春には洋服メーカーのサンプルセールが開催されます。日本では手に入らない様なレアなデザインのアイテムに遭遇できるチャンスかもしれません。
・夏編
チェルシーマーケットの裏に伸びるハイラインでは、お手軽に食べれるフードやドリンクを販売しています。そばに設けられたスリースペースでハドソン川とニュージャージーを眺めながら、アーバンのアウトドアを楽しみませんか。
・秋編
食品や雑貨を扱っているお店が軒を連ねるチェルシーマーケット。店頭にはオレンジ色のハロウィーンや感謝祭グッズが溢れ、ついつい欲しくなってしまいます。また、本格的な冬が来る前に、秋冬物のサンプルセールが開催されます。小売価格の80%Off の価格で購入できニューヨーカーにも人気が高いセールです。
・冬編
ホリデーシーズンにはクリスマスツリーやホリデーショップが開かれ、チェルシーマーケットもホリデーモードになります。ハイライン観光など冷えた体をクラムチャウダーやホットココアを飲んで温めましょう。
行く前の注意点・留意事項
・ニューヨーカーも買い物やショッピングに訪れるチェルシーマーケットですが、多くの観光客も訪れます。混み合うランチ時間などには、スリなどに合わないように気を付けましょう。
・以前に比べると食事が取れるパブリックスペースが増えましたが、混み合う時間にはテーブルがない場合も。チェルシーマーケットで食事をしたい場合は、混み合う時間を避けて観光すると良いです。
・チェルシーマーケット自体はさほど大きくありませんが、メインコースが入り組んでおり縦に長いので、お子様連れの場合は迷子にならないように気をつけましょう。
チェルシーマーケットを絡めたおすすめ観光プランx3つ
チェルシーマーケットを交えた観光プランの一例をご紹介します。
・おひとり様 女性の一例
10:00 | ハイラインを散策 |
12:00 | チェルシーマーケットでお買い物 |
13:00 | スターバックス(Starbucks Reserve Roastery New York)でグッズを購入 |
13:30 | おしゃれなRH Rooftop Restaurant New Yorkでランチ |
15:00 | ミートパッキンディストリックを散策 |
16:00 | ウエスト・ヴィレッジを散策 |
18:00 | 石畳のソーホーでショッピング |
20:00 | ブルーノートでディナーをしながらジャズ鑑賞 |
・カップル・夫婦の一例
10:00 | ユニオンスクエアガーデンでファーマーズマーケットを観光 |
12:00 | チェルシーマーケットを観光 |
12:30 | 老舗のステーキハウス Old Homestead Steakhouse でランチ |
14:30 | リトルアイランド、リバーサイドを散策 |
15:00 | お散歩気分でハイライン散策 |
15:30 | 現代アート、ホイットニー美術館鑑賞 |
17:30 | ブルックスフィールドからヨットのディナークルージングへ参加 |
20:00 | ブルックスフィールド、ワールド・トレード・センター観光 |
・お子様連れファミリーの一例
10:30 | グーグル本社外観観光 |
11:00 | チェルシーマーケットでランチを購入 |
12:00 | リトル・アイランドでワールド・トレード・センターを眺めながらピクニックランチ |
14:00 | ハイラインを散策しハドソンヤードまで移動 |
15:00 | ベッセル・ハドソンヤードショッピングモール観光 |
18:00 | 展望台Edgeでニューヨークのパノラマを観光 |
20:00 | ハドソンヤード内 Mercado Little Spain でワイワイディナー |