1. 概要
2. 地図・アクセス
ハイライン(High Line)
New York, NY 10011
ハイラインは線路の跡地に造られた遊歩道の公園ですので、縦に長く伸びています。ハイラインはミートパッキング・ディストリクトにあるガンズブール通りから34th ストリートまで、1.45マイル(2.33 km)伸びています。 30thストリート辺りでは、開発されたハドソンヤードを目の前にハドソン川へ曲がり、34thストリートのジェイコブK.ジャビッツコンベンションセンター横に出ます。
*30th と34th ストリートの間、ウエスタンレールヤードと11st ストリートとウェストサイドハイウェイは、7月2日(土)から一時的に閉鎖されます。
ハイラインは空中にある公園ですので、階段もしくはエレベーターでハイライン上まで登ることになります。公園へのエントランスは幾つかあり、エレベーター設置された入口もあります。詳細はこちら
・公共機関でのハイラインへの行き方
(ハイラインウエブサイトより)
見どころスポット・ポイント
ビルとビルの渓谷にイングリッシュガーデンの様に木々や野花が植えられています。歩いていると垣間見える鉄道のレールが、ハイラインが鉄道線路だったことを思い出させてくれます。可憐にさく野花や夜にライトアップされた歩道はどこかノスタルジックな気分にさせてくれます。一方、ところどころに近代的なユニークなアートやオブジェが配置され、二面制のある公園とも言えます。
ミートパッキング・ディストリクトから入園する場合は、入口付近にホイットニー美術館やハイライン上に建っているザ・スタンダートというホテルが側にあります。公園への散策前に、ホイットニー美術館やザ・スタンダートホテルのルーフトップ(屋上)に行き、高い位置からハイラインを一望するのもいいですね。ハイラインを進みしばらくすると、休憩に最適なチェルシーマーケットや 2021年3月にオープンしたリトル・アイランドがあります。ここで「途中下車」してみるのもいいですね。その先17th ストリート辺りには、10thアベニューの真上に建てられた展望スポット(10th Avenue Square & Overlook )があり、10th アベニューを行き交う車両を眺めることができます。この展望スポットでオペラなどイベントが開催されることもあります。ハドソンヤードが近かづくにつれ、巨大なオブジェ、ベッセル(Vessel)が顔を出してきます。夜にハイラインを歩くと、ライトアップされたこの大きなベッセルがど迫力で近づいてくるようで、なんだか宇宙船に乗って宇宙ステーションに降り立つ様な気持ちになります。ハドソンヤードに到着しましたら、ハイライン観光を終了しハドソンヤード散策もいいですし、そのまま右手に進むと電車車両が眠る光景が見れます。
ハイラインはアート、コミュニティ活動にも力を入れており季節によって様々なイベントが行われています。
春から夏にかけては、木々の間や鉄道のレールにひっそりと咲く花を楽しめます。また、夏の時期にはスクリーム・ウォーター・フィユーチャー(Scrim Water Feature)が、疲れた足や体を癒してくれます。
おすすめの楽しみ方
春編
ハイラインの春は、レールの間や大きな木の下に小さな芽吹きを感じられます。ひっそりと徐々に花が咲き始め、こんなところに可愛い花が・・・と花の誕生見つけるのも楽しみです。日頃の慌ただしい生活のリズム、スピードを忘れさせてくれます。
夏編
夏の時期にはハイラインの地面から水が流れるスクリーム・ウォーター・フィユーチャー(Scrim Water Feature)が、マイナスイオンと水の冷たさで疲れた足や体を癒してくれます。子供たちは水遊びをしたり、大人はほてった足をクールダウンさせたりと観光客に人気のスポットです。
秋編
初秋はススキが顔を出し秋の長夜を感じさせれくれます。イベントの1つでは、コミュニティの人たちや子供たちがアイデア溢れるランタンをつけハイラインを歩き、幻想的な雰囲気で観光客をもてなしてくれたりします。
冬編
ハドソン川沿いにあるので、マンハッタン中心部より寒いのは否めません。雪の降った次の日には、雪化粧をしたマンンハッタンを見下ろしながら、白く輝いたハイラインの小道を歩くことができます。また、しんしんと雪降る静寂の中歩いてみるのも心が洗われるような体験ができます。
5. 行く前の注意点・留意事項
6. 主要なイベント情報
近隣の施設 – レストラン・グルメ – ショッピング・お土産情報
ミートパッキング・ディストリクト地区(Meatpacking District)
・ホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)
99 Gansevoort St, New York, NY 10014
・ザ・スタンダード・ハイライン(The standard high line)
848 Washington St, New York, NY 10014
ハイラインのスタート地点でもあるミートパッキング・ディストリクトにあるホテル。ホイットニー美術館側にあるホテルで、ハイラインをまたぐ様に建っています。夏にはハイライン散策ついでにホテルのルーフトップへ登ってみては?ホテル内にあるクラブ、ル・ベイン(Le Bain)は、ニューヨークでも有名なクラブです。
・ガンズヴォート・ミートパッキン・NYC(Gansevoort Meatpacking NYC)
プールがあるルーフトップバーでも有名なホテル。ニュージャージーに沈む夕日を眺めることができます。1階の路面沿いにあるバーレストランでは、ピクルスのフリッター(天ぷら)などアメリカンフードが楽しめます。
・RHルーフトップ・レストラン(RH Rooftop Restaurant New York)
9 9th Ave, New York, NY 10014
インテリア会社運営するお洒落なルーフトップレストラン。インテリアが展示してあるフロアーはまるで高級ブッテックホテルの様で、ディスプレイされた空間の中でドリンクを購入し楽しむこともできます。インテリアに興味のある方は是非のぞいてみてください。
・ リトル・ランド(Little Island)
2021年3月にオープンしたハドソン川に浮かぶ公園。野外シアターがありコンサート、有料の劇などが開催されます。
チェルシー地区(Chelsea)
・チェルシー・マーケット(Chelsea Market)
75 9th Ave, New York, NY 10011
ハイライン沿い15th St. 辺りにあるマーケット。歴史的エリアに認定されているエリアに建つチェルシー・マーケットのビルは、かつてのナビスコ工場ビルを再利用されています。観光をしながらショッピングにお食事が楽しめます。
【グルメとお土産の宝庫】 チェルシーマーケットのおすすめスポット・イベント
・グーグル・ストアー(Google Store)
76 9th Ave, New York
チェルシー地区、チェルシーマーケット正面にあるグーグルニューヨークオフィスとグーグルショップ。チェルシーマーケットは現在、グーグルの親会社 Alphabet Inc. が所有しています。
・スターバックス・リザーブ・ロースタリー・ニューヨーク(Starbucks Reserve Roastery New York)
61 9th Ave, New York, NY 10011
世界4か国に6店舗あるスターバックス リザーブ® ロースタリーの1つ。肉詰め工場跡地であるミートパッキング・ディストリクトの工場をイメージしてデザインされた空間では、インタラクティブに五感でコーヒーを感じられます。コーヒーの焙煎を見ながらミラノ発のベーカリー、プリンチ®やカクテルなどを楽しめます。
・アップル・ストアー(Apple West 14th Street)
マンハッタンにあるアップルストアーの1つ。アップル製品の購入やトラブルの際ご利用いただけます。
・ リトル・ランド(Little Island)
2021年3月にオープンしたハドソン川に浮かぶ公園。野外シアターがありコンサート、有料の劇などが開催されます。川沿いからは、ワン・ワールド・トレード・センターが見えます。
ハドソンヤード地区(Hudson Yards)
・ ハドソン・ヤード(Hudson Yards)
マンハッタン西側に大規模に再開発されたエリア。複数のビルから形成され商業施設にオフィス、居住区があり2024年までに完成予定。デパート、ショップ、レストランが入る複合施設のビルは2019年3月にオープンし観光名所となっています。
・ベッセル(Vessel)
ハドソンヤードのランドマークアート。人々が様々な高さ、角度、視点から街の新しい視点を楽しみ、お互いを楽しむことができるというコンセプトで建てられました。現在は一時的に閉鎖しています。
・ エッジ(Edge)
ハドソンヤード内にある展望台で、野外展望台としては西半球で1番高いとされています。マンハッタンのダウンタウン、ニュージャージーの景色を堪能いただけます。<費用> 大人38ドル〜、シニア(62歳以上)36ドル〜、子供(6−12歳)33ドル〜、5歳以下は無料
・メルカード・リトル・スペイン(Mercado Little Spain)
ハドソンヤード、ショッピングモール内にあるスペイン料理が集まったフードコート。
9. ハイラインを絡めたおすすめ観光プランx3つ (1日のスケジュール – A) 一人, B) カップル・夫婦, C) 家族・子連れ)